空手 · 2018/11/13
昨日は澤柳道場主催の交流試合でした。主催者の澤柳先生をご紹介すると、先生はかつて40年前に極真会館が興したプロ空手の元選手でありました。リングネームは「沢竜二」で、お若い頃はとても精悍な顔つきをされていました。 澤柳先生はその後第八回オープントーナメント全日本空手道選手権にも出場され、茶帯で初出場ながら第四位に入賞もされています。また郷田師範の片腕として、城東支部の立ち上げなどにも尽力を尽くされました。極真を離れてからは、大山茂、泰彦両師範の元で、ワールド大山空手の東京支部長をまかされました。 そしてワールド大山空手を離れてからは、現在の澤柳道場を板橋の地に作られたのです。 いつも上段を蹴るのではなく、冗談ばかりを飛ばしている澤柳先生は、武道家らしからぬとても明るく気さくな先生です。 どうもストイックで堅苦しい雰囲気を好まぬ方は、澤柳道場の門を叩かれると良いのではと思います。

空手 · 2018/03/30
先週の土曜日は武道空手連合のセミナーでした。1年に1度三浦師範にお会い稽古をつけていただく日です。 今年69才になられる三浦師範ですが、相変わらずお元気で力強いご様子でした。 私と三浦師範は年齢がちょうど10才違うので、10年後の私も三浦師範のように元気で空手が出来るようにと、僭越ながらお姿を重ねて見させていただいております。 稽古内容は大山茂師範から受け継いだ力強い基本、移動、三浦師範が創作された型。後半はトンファー、棒などの武具稽古です。もう10年以上参加させていただいておりますが、まだまだ未熟で道遠しの心境です。 稽古後は懇親会で他の道場の先生や生徒の方達と酒杯を交わします。 三浦師範ともお話しをさせていただき、昔の極真会、城西大空手部のお話を伺いました。このブログには書けない秘話などもお伺いしました。 毎年思うことですが、来年は技量的にも体力的にも余裕を持って参加するぞ、と密かに誓いました。

古流沖縄空手
空手 · 2018/03/04
最近にわかに注目されているものとして、沖縄の古流空手があります。 フルコンの技術もかなり出尽くした感があるので、余計に注目度が上がったのではないでしょうか? フルコン空手の世界でもナイファンチの型などをやりだしていますが、ほとんどはただ型を真似ているレベルであると思います。 ナイファンチの型は、元々沖縄空手の実戦派といわれる本部朝基が良く稽古をしていた型で、「ナイファンチの型にはすべての空手の技が含まれている」と語っていました。 それでフルコンの技術に行き詰った空手家が鍛錬型として取り入れていったのです。 ただ本部朝基は「型ばかりやっていても実戦では強くならない」とも言い残しています。「実戦で強くなるためには掛け試しが必要」だとも。 掛け試しというのはケンカのことです。 沖縄空手の研究も必要だと思いますが、少なくともフリーファイトでも使えるようなレベルになるまでは、あまり人に吹聴したり、この技術が一番優れているなんてことは考えない方が賢明であると思います。

ブルース・リー · 2018/01/14
44年前に出会ってから、その背中をずっと追いかけています。彼の亡くなった32才という年齢はとうに過ぎ去りましたが、未だに追いつくどころか引き離されています。 私が今現在も空手の道にいるのも全てブルース・リーの存在があったからです。 何年か前に「ブルース・リー チェンジ・ザ・ワールド」という映画がありましたが、正にブルース・リーは私だけではなく、世界中に影響を与え世界を変えました。 ただのアクション、映画スターだけでは、彼を語れないのです。 今はネットなどで彼の情報はいくらでも手に入りますが、40年前では映画雑誌位でしか拝読できませんでした。 その頃の雑誌で或る映画評論家が彼をこう賛美しました。 「ブルース・リーはスピードに命をかけた男だった。1秒間に24コマ動く映画のフィルムとブルース・リーは競争しているようだった。そしてブルース・リーは勝ったのだろう。フィルムはブルース・リーに追いつけず、その死に間に合わなかった」

小説 · 2017/11/30
私の中学生以来の愛読書です。いまだに読み返したりなどしています。 股旅ものと言われる小説を最初に書いた人は子母澤寛ですが、紋次郎の作者である笹沢左保氏は、あえて今までの股旅ものとは一線を画すものに仕上げました。 それは当時流行っていたマカロニウェスタンの要素や推理小説的な手法を用いたことです。 また紋次郎のキャラクターもクールでニヒルなものとし、今までの股旅小説の主人公とは全く反対の人物像を作り上げました。 それから戦い方にしてもリアルさを表現して、斬ることよりも刺すことで相手を葬るなど、とても個性的な物語となっています。 当時の紋次郎ブームはテレビ放映によってもたらされたものですが、ぜひ小説を読んで頂きたいと、40数年来の愛読者である私は切に願うのです。

アニメ · 2017/11/17
今の子供たちを見ると、何事にも熱くならないように感じます。 ゲーム、SNS、ネットなど楽しいことが沢山あるせいでしょうか? 道場に来ている子供たちも、本気で突いたり蹴ったりしている様子は、まず見かけません。 「巨人の星」などを見せても、なぜこんなに必死なんだとせせら笑っています。 稽古に来ていても、明日は早いからと十代の若者がサッサと帰ってしまいます。 スポ根世代のおじさんは毎日憂いております。

空手 · 2017/11/15
松井派の極真総本部です。 本部と言っても名ばかりの場所です。 事務局や館長は代官山の道場にいます。昇級、昇段審査も全て代官山で行っているようです。極真会館の発祥が池袋ということで、とりあえず総本部としてあるようです。 今は空手の道場としてだけではなく、学習塾も併設しているようです。大山総裁がご存命ならどう思うでしょうか?

空手 · 2017/11/09
これも芦原師範制作の武器です。これはネジを締めると1本の棒になりますが、このように分解するとヌンチャクや槍のよな武器に変わります。 特殊警棒式のトンファーの前に考えられた武器なのではないでしょうか?

空手 · 2017/11/08
故芦原英幸師範がご自分で制作した手裏剣です。芦原師範は若い頃板金の仕事をしていたので、車の部品を叩いて手裏剣を作ったそうです。 この手裏剣は角田社長のお話だと直打法で投げるものだそうです。 地上最強の空手の映像では、回転打法で投げているので、これとは違った手裏剣を用いているようです。

空手 · 2017/11/06
今日は三芳の梶君と二人で日本武道具店に出かけました。 いつものように角田社長に遅い昼飯をご馳走になり、芦原師範手製の手裏剣などを見せていただきました。 帰るころには、極真会館のシンガポール支部長であるピーター・チョンさんとお弟子さん達に出会いました。ピーターさんは前回お会いした時と変わらずフレンドリーでした。 その後極真の聖地である旧本部道場に梶君を案内して帰途に着きました。